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外国人留学生就職内定率調査
日付:2019-10-15
出所:株式会社ディスコ

   日本企業の多くが国際的な競争力強化を迫られる中、外国人留学生採用の機運は一層の高まりを見せています。2019年6月28日から7月18日まで、株式会社ディスコは同社の就職サイト「キャリタス就活2020」に会員登録している2020年3月卒業予定の320名の外国人留学生に対し、職業観や就職活動状況などをネットでアンケート調査を実施しました。そのうち、学部生が155名、大学院生が165名、文系が227名、理系が93名がいます。
 調査結果によると、調査時点(7月)での外国人留学生のエントリー社数は、平均22.2社で、同時期の国内学生(29.7社)の約7割にとどまりました。しかしながら、筆記・WEB 試験の社数などは国内学生をやや上回ります。志望企業を絞った上で精力的に活動している様子がうかがえます。 一方で、内定率は国内学生が8割超であるのに対し(84.0%)、外国人留学生は4割にとどまり(40.6%)、去年より2%減少しています。一人ごとの内定社数は国内学生が2.2社であるのに対し、外国人留学生は1.7社です。内定取得者も含め 73.2%が調査時点で就活中でした。動き出しの遅さから進捗の遅れが目立っています。

 日本語力から見ると、「ネイティブレベル」(18.8%)と「ビジネスレベル」(56.9%)を合わせて、ビジネスレベル以上の日本語を話せる外国人留学生は8割弱(計75.7%)で、JLPT(日本語能力試験)のレベルについては、最高レベルである「N1」を保有している人は6 割強(65.9%)です。他方、「持っていない」人は 1 割に満たないです(8.1%)。企業が求める日本語コミュニケーションレベルやJLPTの入社基準に達している外国人留学生は多いです。就職活動の難易度を尋ねたところ、「とても厳しい」(41.3%)と「やや厳しい」(38.4%)を合わせて約 8 割が「厳しい」と回答(計 79.7%)しました。一方、国内学生では「厳しい」は約 4 割(計43.8%)と外国人留学生の半分程度でした。両者には顕著な差が見られ、大半の外国人留学生にとって厳しい就職戦線であることが表れています。外国人留学生が就職活動を開始した時期は、「4年生の4月」が約3割(26.3%)で最多で、次いで「3年生の3月」(11.6%)が多かったです。採用広報解禁(3月)以降の合計は半数を超えています(計53.2%)。一方、国内学生では「3年生の6月」が最も多く(23.8%)、3月より前の合計が9割を超えています(計97.3%)。国内学生に比べると、外国人留学生の動き出しは遅いことがわかります。


 

 

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