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2019年中国大学卒業生の平均給料は5610人民元
日付:2019-10-10
出所:中国新聞週刊

 月給が6000元未満

 2019年8月までに、中国の就職サイト「BOSS直聘」が発表した「2019大学卒業生就職情勢報告」によると、2019年中国の大学卒業生の平均月給は人民元5610元だそうです。一方,就職サイト「智联招聘」の調査データも、7割の大学卒業生の平均月給が6000元未満だと示しました。 
 中国教育部のデータによると、2019年、900万人近くの大学卒業生が就職市場に入る見込みで、去年より14万人増えたそうです。中国青年網が全国381ヶ所の大学の卒業生に対するアンケート調査によると、9割近くの大学卒業生が就職の見通しに不安を抱えているそうです。一方、麦可思研究院が公布した「2019年中国大学生就職報告」によると、2018年大学卒業生の雇用率が73.6%であり、5年連続で下落したそうです。
 厳しい現実に直面し、大学卒業生が希望給料を見直し、「BOSS直聘」研究院によると、2019年、学歴に関係せず、卒業生の平均希望給料がすべて実際給料を下回っており、実際平均給料の5610元に対し、平均希望給料が5280元しかなく、前年同期比0.3%下落し、おととし以来初めての減少だそうです。しかし、実際に2019年大学卒業生の平均給料は2018年より7.5%増加しました。社会評論家の魏英傑が、今年初め、企業が雇用をせず、従業員給与も増やさない見込みでしたが、大学卒業生の平均給料は7.5%増加したのは実に得がたいことですとコメントしました。

 教育が変化をもたらす

 2019年大学卒業生の平均給料は学歴ごとに見れば、専科5362元、本科5909元、修士と博士10028元だそうです。専科の卒業生の給料平均増加率は全体平均率を下回っています。近年流行っているAIを例にすると、2019年、6割近くのAI関連雇用は修士以上の学歴でないといけないそうです。「BOSS直聘」研究院の常濛院長が、企業が応募者に学歴と能力を要求しているため、大学卒業生の就職難がまだ続いていくでしょうとコメントしました。 
 現実に応じて、就職を急がず、進学の道を選ぶ大学生が増えてきました。2019年、全国大学院入学試験の受験者数が初めて290万人に達し、2018年より21.8%急増し、最近10年間で増加幅が最大の年となりました。一方、出身校も相変わらず大きな影響をしています。「2018年中国大学生就職白書」によると、「985、211」のような一流大学の卒業生は給料面で一般大学より著しく高く、例えば、本科の場合、「985」は 7718元、「211」は6515元に対し、一般大学は4471元しかないです。しかし、一流大学の合格率は約5%しかなく、約1%の学生しか「985」に入れず、清華大学と北京大学の合格率はわずかな0.07%しかないそうです。 

 専攻に対するこだわりが強くなる傾向

 給料はもちろんですが、初めての仕事は卒業生にとってほかの意味もあります。ネット上で仕事に関する下記のコメントが最も人気があるそうです。「第一、業界を正確に選ぶこと。興味があるからこそ、やる気が出る。第二、職場や人間関係をわかり、着実に仕事し、勉強ができ、正確な価値観を立てることが重要。第三、プラットフォームが重要ですが、上司とチームの同僚がなによりも重要。」
 正確な業界に入り、着実に才能を身に付け、自分の核心競争力を有すれば、給料が必ずいつか上がるでしょう。しかし、2019年大学卒業生は就職する際に、まだ業界への選択意識が弱く、36%の学生しか業界を明確にせず、6割以上の学生が試してみたり、希望業界を頻繁に変更したりしています。「BOSS直聘」研究院は業界を明確にできる学生の希望給料が平均より2.4%高く、企業とのインタラクティブも活発していることを発見しました。
 大学に入り、独立し始めるほか、さらに重要なのは独立に将来の方向を考えることです。冷静に考えた後、専攻を変更したい学生が増えてきており、早くも2016年9月に中国青年報社会調査センターの調査によると、79.0%の調査対象が大学時代に専攻を変更しようと考えたことがあるそうです。最近浙江大学において、専攻を変更するため、大学入学試験を改めて受験しようとする学生もいるそうです。

 

 

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