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日中韓米の四ヶ国の高校生に対する留学意欲調査
日付:2019-10-10
出所:光明微教育

 中国青少年研究センターは日本国立青少年教育振興機構及び韓国青少年政策研究院と連携し、2011年と2018年に「日中韓米の四ヶ国の高校生に対する留学意欲と国際交流意識の比較研究」を行い、2011年に、中国の北京、上海、広州、大連、西安にある30校の計2232名の高校生を対象にアンケート調査を実施し、日本、米国、韓国においてそれぞれ1029名、2453名、2292名の高校生に対し調査しました。2018年に、中国の北京、南京、深圳、大連、成都、郑州にある24校の計2232名の高校生を対象にアンケート調査を実施し、日本、米国、韓国においてそれぞれ1504名、1967名、1232名の高中生に対し調査しました。

 子供の留学を賛成する親は中国が最も多い

 2018年の調査では、59.3%の中国高校生は留学に興味を示しましたが、四ヶ国のうち3位でした。中国高校生は日本高校生と同じ、主にメデイア(45.2%)、友人(33.2%)及び海外旅行や国際交流(30.7%)の影響を受けて留学に興味を持ったが、家族(29.4%)、有名人(24.9%)、先生(14.3%)等からの影響もあったそうです。米国の場合、家族による影響が最も大きく、その次はメデイアと友人でした。現代メデイアと同世代、及び海外旅行や国際交流による影響が著しいことが分かります。多くの高校生が留学に対する興味は必ず家族によるものではないですが、親の態度が重要です。同調査によると、子供の留学を賛成する親は中国が7割近くで、四ヶ国のうち最も数が多く、さらに19.4%の中国高校生がすでに留学の準備をしており、その数は四ヶ国のうち最高位だったそうです。中国の親は子供より留学に関心を持つのは、子供のためによりよい教育資源を求める意欲を示しました。


 新たしい環境に馴染むことと言語問題は留学の障害になる

 留学する理由といえば、中国高校生は視野の拡大(86.0%)と経験の充実(76.4%)を主な理由とし、日米韓と同じである一方、「興味のある専門技術(63.8%)や先進的な知識を学びたい(63.7%)」という理由を選ぶ学生は日米韓より10%以上多かったです。その他、より良い教育環境を求めることや海外で学位を取得することも大きな理由となりました。それに対し、留学したくない理由として、中国では「家族を離れたくない」(57.6%)が最も多かったですが、米国より6.2%低かったです。日本では「母国がより暮らしやすい」(54.7%)、韓国では「言語の障害」(56.9%)が一番多く選ばれました。「言語の障害」「経済的な障害」は四ヶ国でともに留学しない理由のトップ6位に入っており、アジア三ヶ国の高校生は特に安全性に気になり、「海外生活に馴染めない」、「母国が暮らしやすい」はどちらの国でも多く選ばれました。


 海外の大学院に進学したい中国高校生が多い

 留学のタイミング上では、大学を卒業してから留学したい高校生が中国で最も多く、25.9%を占めている一方、大学期間中に留学したい中国高校生の比率が最も低く、22.9%しかなかったです。留学期間上では、四ヶ国のうち1-2年間を最も多く選んだのは中国高校生(44.6%)でした。一方、半年から一年間の短期留学がしたい中国高校(22.8%)が四ヶ国のうち最も少なかったです。半年から一年間の短期留学は日本と米国の高校生に魅力的であり、韓国は中国と同じような傾向がありました。海外の大学院に進学したい中国高校生が多く、中国国内の現状と一致しています。専攻の選択上では、言語を選ぶのは日本が最も多く、その次は中国でした。言語以外に、専攻の選択は個人によってそれぞれ違います。


 中国高校生は外国文化と外国生活に興味深いが、海外勤務したい人が最も少ない

 同調査によると、中国高校生は外国文化と生活に最も興味深いである一方、米国高校生は外国語と外国人に最も興味があったそうです。韓国高校生は海外旅行に最も興味があり、日本高校生は国際交流意欲が比較的に弱かったそうです。一方、中国高校生の国際交流意欲が強かったですが、海外勤務がしたい人が少なかったそうであり、36.3%の比率が四ヶ国のうち最下位でした。それに対し、米国は60.2%、韓国は56.1%、日本は36.6%でした。全体的に見れば、米国高校生は海外勤務に、韓国高校生は海外生活に最も意欲が強く、それに対し、日本高校生は海外生活に、中国高校生は海外勤務に最も意欲が低かったそうです。

 中国高校生の独立性が最も強いが、生活目標を明確にできない

 同調査によると、中国高校生の独立性が最も強かったそうです。「ものの片付け」(94.8%)、「自発的な勉強」(80.1%)、「計画的にお金を使う」(86.0%)ということができる中国高校生が日米韓より多く、米国と韓国はそれぞれ2位と3位にあり、日本は最も弱かったそうです。一方「将来の目標」を明確にする中国高校生の比率は58.5%であり、四ヶ国のうち最下位でした。それに対し、米国は74.0%の最高位であり、日本と韓国はそれぞれ61.5%と69.0%でした。このほか「研究したいことがある」と答えた中国高校生の比率は81.0%であり、米国(96.8%)と韓国(81.6%)を下回りましたが、日本(78.2%)よりやや高かったです。 

 

 

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