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楊彦濤
日付:2019-05-07
出所:


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農学博士

                                西北農林科技大学生命科学学院



                                                                         

1981年11月に河南省で生まれ タンパク質工学博士

2008年10月~2012年4月 九州大学大学院生物資源環境科学府

                                                  

1、時間の経つのは速いものですね。あっという間に、日本で勉強されてからもう10年間にもなりますが、あの頃の留学生活を顧みれば、もっとも印象深いことは何でしょうか。それが今まで楊教授の生活にどんな影響を与えたのでしょうか。

 確かに、光陰矢の如しですね。知らず知らずのうちに数年間も経ちましたが、九州大学のことをいつも嬉しく顧みていますよ。あそこにいた時、たくさんの先生方と友人たちと知り合って、いろいろ勉強になりまして、いろいろ体験もしました。その中、一番印象深いのは何かといえば、それは私の指導教官石野先生と園子奥様のことですよ。ご夫婦は同じ研究室で働かれて、毎日朝から夜11時30分まで、周に7日間(休日と出張を除いて)もずっと研究室や教室で仕事に没頭されて、そういう仕事に対する情熱に本当に感心します。ご夫婦とお話したことがあって、食事したあと、キャンパスを散歩したり、週末に偶に公園をジョギングしたりして、それ以外のほとんどの時間は研究室にいる、という日常生活だそうです。こういう生活は、緊張もしますが、安定もしていて、科学研究にぴったりだと言われました。仕事に対する真剣な態度や生活スタイルに感心して、引かれました。今でも、よくご夫婦のことが思い出されて、自分も彼らの姿に励まされて、もっともっと懸命に仕事に励みたいと思っています。

2、九州大学で留学されたときの研究室と今の研究グループとは、似ているところ、また、違っているところはありますか。互いに学ぶに値することはありますか。

 九州大学の石野研究室は今私がいる研究グループと同じように、環境微生物に関わる研究や応用に努めています。自由で、和やかな雰囲気に包まれて、自己能動性を発揮することができる点で、二つのグループが似ています。違っているところと言うと、九州大学の場合は、研究分野が離れた研究室の間でもよく協力することに気付きましたよ。毎年、共同学習や交流の活動があって、皆で勉強しあったり、助け合ったりすることができて、リソースの共有などによって、一緒に研究を進めることができました。それは、我々が勉強すべきことではないか、と思っています。

3、大学とは、ある意味で、まるで都市のようです。西北農林大学は我が国において唯一の、位置する場所は省の首府でもなくて、沿岸部でもない985重点大学です。楊先生にとっては、このような静かで、学術雰囲気の濃い大学は、学術研究にもっともいいところでしょうか。今のご専門や将来への展望について聞かせてもよろしいでしょうか。

  実は、いかなる物事にも両面性がありますね。大都市や科学文化の中心から離れた町にいるので、研究のための資源に欠けているのは事実です。おっしゃったとおり、騒がしいところから離れているので、静かな環境でこそ勉強や仕事に専念することができます。このような大学生活に満足しています。今の専門ですね、核酸酵素についてやってきましたが、最近は農業大学の主流方向に沿って、たんぱく質の機能研究と農業や環境微生物相互作用とを結びつけて研究しています。農学と環境微生物の分子生物学研究に寄付できればと思います。

4、若いながらも立派な留学帰国した博士として、大学では、研究と授業を両立できなければならないと存じますが、楊先生はどのようにバランスを取られますか。

 実は、今までの数年間は研究を中心として、ほとんど毎日研究室に閉じこもっていました。最近は授業もすることになりましたが、正直、あんまり経験がなくて不安ですが、できるだけもっと時間をかけて頑張ります。

5、ご家族、ご令嬢とご息子のご多幸をお祈りいたします。最後は、九州大学の後輩に、一言をお願いします。

 九州大学は、落ち着いた雰囲気で、学風がよく、勉強に適する大学です。このような大学で勉強するのは、幸せなことですよ。真剣に先生方と同級生に習って、充実した青春を送ってください。九州大学の皆さんが、数年間の努力が報われるようにお祈りします。

 


 


 

 

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