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1、九州大学で客員教授をなさった時、何か印象深いことはありませんか。
私が九大に来たのは1994年で、当時の中国における政治環境も学術環境も今日ほどゆとりがありませんでした。そのため、日本に来たばかりの頃は、すごく楽に感じて、悩み事も忘れました。しかも、当時は桜満開の季節なので、とても気分が良かったのです。その感じは今でもはっきり覚えています。また、九大に漢籍の収蔵は非常に豊富であることも、パートナーの竹村先生が私の研究に尽力なさったことも、一生忘れられないと思います。
2、数多くの論文を発表し、戯曲文化界で大きな成果を収められましたが、成功に導いた最も重要なことを聞かせていただきたいですが。
私の指導教授の王季思教授と黄天驥教授が博学で寛容な方です。彼らは儺劇学について研究なさったことがないが、私が儺劇学に取り組むことを励ましてくださいました。おかげで、私がささやかな成果をあげ、劇曲の本質と起源などをより深く理解ことができたのです。
3、周知のように、今の時代では、戯曲に興味を持つ若者は減る一方です。このことについて、お考えを簡単に聞かせてください。
昔、劇曲は皆さんの唯一の娯楽と言ってもいいでしょう。今や状況は変わりました。娯楽が多種多様であるため、若者は劇曲に関心を持たないのは無理のないことです。しかし、劇曲は長い間、少なくとも百年間、伝わっていくものです。
4、中国の学生は日本の学生から最も学ぶべき所は何だと思われますか。
真面目で、資料探しを大事にするということは学ぶべきです。九大で若干の日本人学生を教えましたが、専門分野で中国の学生に負けない博士が結構いました。文章がしっかりできています。これは多分彼らの研究態度や伝統のおかげではないかと思います。
5、設立なさった嶺南劇社は様々なコンクールで優勝し、評判されていますが、今後の発展について、何かお考えはありますか。
嶺南劇社が設立されてからの五年間、京劇普及の面に結構成果をあげましたが、経費と人材の面にすこし困難に出会いました。これから現代劇と粤劇も試してみようと思います。粤劇は広東省の最大の劇なので、経費の面で関連部門にサポートしてもらえるかもしれません。
6、2011年には九大の創立100周年記念事業がありますが、九大の今後の発展にどんな提案或は祈願がありますか。
私は九大に対し、深い感情を抱いています。ある意味では、私は九大で学問の道に踏み出したとも言えるのです。九大が中山大学とより広い範囲で提携を進めたらと望んでいます。それから、百年余りの歴史の持つ九大が青春煥発して、世界に注目されるような実績をもっとあげることを願っております。
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